エンジニアリングがしたいのであって、工作がしたいのではない
社会人として4年が過ぎ、スマートフォンアプリプログラマとしての経歴も3年が過ぎようとしていた。 新卒の時にお世話になった人に引きつられ、新しい会社もガリガリとアプリを作ってなんとか食いつないできている。 ゲームはまだ作れないにしろ、iOS,Androidアプリはある程度のレベルであれば作れるようにはなり、業務で別段困ることはなくなってきている。
が、 最近エンジニアとしてやっていくことに、非常に漠然とした不安を感じていた。 いや、何に対しての不安なのかと言われるとよく分からない・・。 何となく、漠然と、このままでいいのかなぁという感じで、ただただ追われる業務をこなしつつまぁそんなもんなのかという気持ちになっていった。
自分がしている業務は工作かもしれない
そんな時にこの記事を読ませて頂いた。 幸い僕の勤務させて頂いている会社では5日でクビを言い渡されることもなく、 長年一緒に仕事させてもらっている。
つーかそもそも営業として新卒で前の会社で入社し、 あまりにも営業がポンコツだった為、プログラムを初めてかかせてもらってからこんなに長くおつきあいさせてもらっているのだから、 記事のような話を聞くと、ほんと恵まれてんなー俺は!と思う。
けどいろいろな話を聞いていると記事の人のような環境ってのがプログラマーにとっては普通で、 みんな当たり前に理系だし、当たり前に情報技術の基礎がしっかりしているし、 当たり前にCUIだし。 そういう人が作るモノと自分が作るモノとはやはりどこか違う。 エンジニアリングしてる感が凄いのだ。
エンジニアリングがしたい
自分はAndroidとiOSのアプリを業務でシコシコ作ってはいるけども、工作感がはんばない。 グーグルさんとアップルさんが用意したSDKと、 デザイナさんからもらったデザインと、 優秀な人が作ってくれたライブラリを組み合わせれば大体のものはできてしまう。
けど、開発するってそういうことなのかな〜となんかもやもやしている。 世の中に無いモノを実現していく力が欲しい。 そして、本音を言うと、 理系に負けたくない!
記事を読んで
文系プログラマが入れば5日でクビになるような環境は確かに存在し そして自分はまだそこで業務する能力が足りていないことも理解できた。 とりあえず、周りにいる理系の人たちの話を一つ一つ噛み砕いて、 真正面から話し合えるようになれるようにしていきたい。